一般社団法人とちぎ農産物マーケティング協会
Tochigi Agricultural Product Marketing Association

カラダにとちぎ


しゅんぎく



 原産地は地中海沿岸。春に花を咲かせ、葉の形がキクに似ていることからしゅんぎくと呼ばれています。葉に切れ込みの少ない大葉が四国・九州で、切れ込みのある中葉がそれ以東で栽培されています。
 葉の大きさで、大葉、中葉、小葉の3種類に大別されますが、中国地方以西では大葉、関東と関西では中葉が市場の中心になっています。緑黄色野菜の少ない冬場には貴重な野菜として、鍋物などで親しまれています。βカロテンやビタミンB2、ビタミンC、カルシウムなど豊富な栄養成分が含まれ、こまつなやほうれんそうよりも栄養成分の含有量は多くなっており、独特の香り成分が健康に良いともいわれています。
県内の主な産地は、さくら市、高根沢町、宇都宮市などです。
おいしいしゅんぎくの選び方
 葉が細く、やわらかいもの、切り口の断面がみずみずしいものを選びましょう。
 葉がみずみずしく、鮮やかな緑色で、香りの強いものが新鮮なよいものです。