中山かぼちゃ


「中山かぼちゃ」は、かぼちゃ好きに知られた、美味しいかぼちゃです。上品な甘さとポクポクとした食感、このかぼちゃの美味しさは一度食べたらやみつきになります。東京や横浜から宅配便の注文が多い理由も、この美味しさにあります。
このかぼちゃ、栽培が難しく土地を選ぶので、生産量も限定されています。現在は「山あげ祭り」で有名な烏山町を中心に、42名の生産者が7haの畑で生産しています。

 

 


今回の取材先は中山かぼちゃ部会の、木村保司(きむらやすじ)さん。

 

このかぼちゃは、戦後、北海道の開拓者が作っていたものが、烏山町の中山地区に伝わり、この地の生産農家が、毎年自分で種を取り、栽培を続けてきました。名前の「中山」は烏山町の中山に由来しています。

この中山かぼちゃ、食味は自信作ですが、もともとの品種は営利栽培上の問題がありました。それは、 疫病等の病気に弱く、収量が不安定ということです。
普通のかぼちゃは、葉が10~15枚のところに実がなるのですが、中山かぼちゃは葉が20枚以上つかないと実がならない品種でした。ですから、広い畑が必要で、収穫時期が遅く、収量も低かったんです。
そこで、県の農業試験場と農協が協力して、約10年の歳月をかけて、優れた食味に加え、11~13枚のところに実がなるよう品種選抜をした結果、現在のニュー中山かぼちゃが誕生したという訳です。

栽培の基本はなんといっても土づくりです。10a(300坪)に1トン程度の堆肥を入れます。烏山町は周りに雑木林がたくさんあるので、落ち葉を堆肥として利用している人もいます。また、かぼちゃは土が肥えすぎると実がつきにくくなり味も落ちるので、化学肥料の使用量も減らしています。
それから、なんといっても完熟収穫です。花が咲くと人為的に交配(雌しべに雄しべをつける)しますが、この交配した日から"55日"以降に収穫することを部会で取り決めています。この55日以降の収穫を守ることで、完熟したポクポク感のあるかぼちゃを食べてもらうことができる、というわけです。
交配した日を記入したラベルを全生産者が立てています。多い人で2千本以上のラベルを立てます。作業は相当大変なことですが、これも美味しい中山かぼちゃを作るための"律儀な生産者"がなせる技です。

土づくり(堆肥を入れて耕耘する) 11月頃
マルチ作業 3月頃
種まき 3月下旬頃
定植 4月下旬頃
*苗はすべてJAの育苗センターで栽培しています
小トンネル 4月下旬頃から5月中旬頃まで
*霜が降りる時期に苗を守るためにトンネルを掛けます
摘心 5月上旬~6月下旬頃まで
*親づるのおよそ4節目で生長点を摘み、子づるを2~3本伸ばします
芽かき 5月下旬~6月下旬頃まで
*孫づるは不要なのですべて摘みます
交配 5月下旬~6月下旬頃まで
*雄しべの花粉を雌しべにつける作業。晴れた日の早朝4時から~8時までに行います。雌花の寿命は1日なので、雨が降る日に咲いた花は受粉できません。天気に左右される作業です。
仕上げ 7月中旬~8月中旬頃まで
*収穫前の日焼け防止策として、新聞紙やわらをかぼちゃ全体に掛けます。また、地面に接している面が日光が当たらず黄色くなるので、フルーツ枕を敷いて、全体をきれいに仕上げます。
収穫 7月中旬~ 9月下旬頃まで

部会員全員がエコファーマー(*1)になり、農薬と化学肥料を減らした栽培に取り組んでいます。また農薬の防除履歴をすべて記帳し、農薬の適正な使用に努めています。
(*1)エコファーマーとは堆肥や緑肥による土づくりを行うことに加え、化学肥料と農薬の両方を減らす工夫をしている生産者のこと。
高品質な「中山かぼちゃ」を育てるために、水はけの良い畑を選んで栽培しています。また連作ができないので、こんにゃくや麦、陸稲などを作り、畑を3年程度あけてから、再びかぼちゃを栽培しています。
8月上旬から9月が中山かぼちゃの旬の時期です。県内のスーパーやJAでの直売・宅配でお求めいただけます。ぜひ、美味しい「中山かぼちゃ」をご賞味ください。

 


 

 

 

・お尻が突き出ている独特の風貌がとてもユニーク。ぽくぽくと甘~い味わいは料理にもおやつにもマル!果肉のオレンジ色は食卓に彩りを添えてくれます。

・目の健康、免疫機能の向上、シワや肌荒れの防止…など、とにかく体にいいことずくめのβカロチンをたくさん含んでいます。自然の甘さを口いっぱいに頬張りましょう。

・那須郡烏山町

・7月下旬~9月下旬

 

 


(4人分)

中山かぼちゃ 400g
鶏挽肉 100g
しょうゆ 小さじ2
大さじ1
砂糖 大さじ2と1/2
片栗粉 小さじ2
大さじ5
醤油(香り付け) 小さじ1/2


かぼちゃは種とわたを取り除き、一口大に切り、煮崩れしないよう面取りし、ところどころ皮をむいて、柔らかくなるまで蒸す。


鍋に鶏ひき肉を入れてからいりし、色が変わってぽろぽろになったら、砂糖、酒、しょうゆを加えて、味をつける。
それから水溶き片栗粉でとろみをつけ、香り付けにしょうゆを入れ、熱を通してから火を止める。


蒸したかぼちゃの上に(2)をかける。


(4人分)

中山かぼちゃ 300g
ベーコン 250g
少々
こしょう 少々
乾燥バジル 少々
ごま油 少々


かぼちゃは6片に切り、固めに茹で、5㎜の短冊切りにする。


切ったかぼちゃに塩・こしょうし、ベーコンで巻き、楊子で留める。


フライパンにごま油を引き、全体にこげ色がつくようころがす。


乾燥バジルを入れ、落とし蓋をする。


(4人分)

中山かぼちゃ 1/2個
砂糖 大さじ6
しょうゆ 少々
大さじ2
煎りゴマ 小さ2
揚げ油 適量


かぼちゃは種を取って、一口大に切る。


揚げ油を熱し、(1)を入れカラっと揚げる。


鍋に分量の砂糖・水を入れて火にかけ、あめ状にし、しょうゆを加え、(3)とごまを加えてかからめます。


(4人分)

中山かぼちゃ 400g
玉ねぎ 1/2個
牛乳 2カッフ
スープ(コンソメ) 1カップ
バター 50g
塩、こしょう 各少々
生クリーム 1/2カップ


かぼちゃは、皮をむいて薄切りにする。


玉ねぎを薄切りにし、厚手の鍋にバターを熱して、焦がさないように炒める。


(2)にスープと薄切りにしたかぼちゃを入れ、沸騰したら弱火にしてアクを取り、柔らかくなるまで煮る。


(3)を牛乳と一緒にミキサーにかけ、鍋に移して温め、塩・こしょうで味を整える。


(4人分)

中山かぼちゃ 120g
薄力粉 200g
砂糖 60g
牛乳 40cc
少々
しょうゆ 少々
あんこ 300g
ベーキングパウダー 3g
1/2個
重曹 3g


かぼちゃは種と皮を除き、適当に切り40ccの水と砂糖で煮て、ミキサーにかける。


大きめのボウルに卵を溶き、牛乳、油、しょうゆ、(1)を加えてよく混ぜる。


薄力粉、重曹、ベーキングパウダーを混ぜ、よく振るう。


(2)に(3)を入れ、しゃもじでよく混ぜる。


(4)の皮を30g位に分け、とり粉を敷いた台におく。


30g位の餡玉を作り、(5)で包み丸める。


蒸し器に入れ、中火で10分くらい蒸す。


(4人前)

ベーコン 100g
かぼちゃ 1/4ケ
玉ねぎ 1/2ケ
水菜 2束
ドレッシング
マヨネーズ 大さじ4
大さじ1
マスタード・しょうゆ・白ワイン 各適宜


かぼちゃは種を取り薄切りにしたものを、せん切りにする。鍋にお湯を煮立て、かぼちゃのせん切りをさっと湯に通し、冷ましておく。


玉ねぎは薄くスライス、水菜は5cmの長さに切る。ベーコンは1cm幅に切って、カリッとなるまでから煎りする。


ボールにマヨネーズ、酢、マスタード、しょうゆ、白ワインを入れて良くかき混ぜドレッシングを作る。


器に水菜をしき、玉ねぎ、かぼちゃを盛りつけ、カリカリのベーコンをふりかける。

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