なすの原産地は、インド東部で、日本へは中国から7~8世紀に伝わったとされています。
 なすの成分は約94%が水分ですが、ビタミンB群・Cやカルシウム・鉄・カリウムなどのミネラル類、食物繊維などが含まれています。果実の紫色はアントシアニン系の色素である「ナスニン」で、動脈硬化の予防、発ガンの抑制、老化防止などの効果があると言われています。
 果実の大きさと形により小なす・丸なす・卵形なす・長卵形なす・長なす・大長なす・米なすなどに分かれます。多くの品種は黒紫色ですが、白色や緑色の品種もあります。
 栃木県内の主な産地は真岡市、大田原市、下野市、宇都宮市などで、主な品種は、長卵形の「千両2号」・「式部」ですが、長なすの「筑陽」も果肉が柔らかく漬け物用として作付けが増えています。
 さくら市喜連川地区では温泉熱を利用した「温泉なす」の栽培が行われており、果皮が軟らかく好評です。
おいしいなすの選び方
 なすは、表皮がなめらかで傷やひびがなく、つややかな光沢があり、濃い紫色のものを選びましょう。ヘタの切り口が新しく、ガクの部分についているトゲが痛いほど新鮮です。



 「こなす」は、皮が薄く、ゴルフボールよりやや大きめの漬け物専用の「丸なす」です。
 県内では佐野市で生産され、苗は山形県より購入しており、出荷は山形県の市場を中心に行われ、一部はJA佐野の直売所に出ています。
おいしいこなすの選び方
 なすは、表皮がなめらかで傷やひびがなく、光沢があり、濃い紫色のを選びましょう。ヘタの切り口が新しく、ガクの部分についているトゲが痛いほど新鮮です。表皮が茶色いものは、皮が固かったり、果肉に種が多かったりするので、避けましょう。
 保存温度が5℃以下になるとなすの身が縮んでしまいます。保存は冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。


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