栃木県の麦は、二条大麦、六条大麦、小麦の3種類が栽培され、全国でも有数の生産地となっています。県内では、県南部の栃木市・小山市などの二毛作地帯を中心に、県内全域で作付けされています。
 二条大麦のうち、ビールの原料となるビール大麦の受渡量は、昭和60年産以降29年連続全国第1位で、明治39年からビール会社との契約生産を行っています。また、小麦はうどん用や醤油用・パン用、六条大麦は麦茶用・麦ご飯用として作付けされています。6月には、新緑一色の季節の中で、「麦秋(ばくしゅう)」と呼ばれる実りの黄金色が辺り一面に広がります。
大麦の健康効果
 ①便秘解消
 ②血中コレステロールを下げる
 ③メタボリックシンドロームの改善
 ④高血圧の改善


新品種 HQ10
 (栃木二条48号)(平成26年9月18日出願公表)
[特性とねらい]
 〇ジアスターゼ力(澱粉分解酵素アミラーゼ)が通常のビール大麦よりも2倍以上高い
 〇新たな需要の掘り起こし
  (甘味料製造に使用される酵素製剤や澱粉食品の老化防止剤などへの使用が期待される)
 〇ビール大麦不適地への対策
  (高タンパク地域でも大麦の作付けが可能に)
[特徴]
 〇2倍以上の高β-アミラーゼ力
 〇スカイゴールデンと同様の耐病性
 〇低収・整粒歩合やや低(欠点)
 〇スカイゴールデン並みのやや早生
 〇搗精時間は長く、搗精白度は劣る(欠点)
 〇原麦で輸入麦芽と同等の酵素力!
[生産状況]
 ・作付面積 50㏊ (H26年産)

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