「とちぎ和牛」は、昭和63年9月に栃木県知事の命名により銘柄名が設定されました。平成16年7月には商標登録を完了し、現在は、社団法人とちぎ農産物マーケティング協会が管理運営を行い「とちぎ和牛」の普及拡大に努めています。
こうした中で、①「とちぎ和牛」の一層の差別化と、②牛肉としての食味・風味向上を目的として、給与飼料に「お米」を添加することを決定しました。
平成23年12月1日のセリ販売から、「お米」を食べた「とちぎ和牛」が販売されていきます。
1.今回新たに追加した「とちぎ和牛」への認定条件
「肥育後期(概ね出荷6ヶ月前から)に米を含む飼料で肥育していること」
2.経過
“とちぎ和牛”は、これまでも多くの実需者から評価・支持を頂いているなか、新たに明確な特徴を付帯することにより、今以上に販売しやすい環境を整備することを目的にリニューアルを検討して参りました。生産者・JA・JA東日本くみあい飼料㈱と一体となって特徴づけに向けた協議を行い、平成23年1月14日に開催したJAグループ栃木和牛販促委員会において、指定生産者全員がお米を添加することを決定しました。
お米の給与開始については、平成23年6月から全指定生産農家による添加が始まっています。
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