• 栃木県の栃木市を中心に栽培されている地域伝統ねぎで、別名「ダルマまねぎ」とも呼ばれています。
• 江戸時代に栃木の商人が江戸の地頭役所に出向くときに宮ねぎを持参したところ、味や香りがよいことから、江戸に毎年歳暮用として送る風習が続いたと伝えられています。
• 栃木市を流れる永野川流域の扇状地帯である栃木市吹上地区を中心に栽培されており、栽培面積は約10haです。
• 一般的な長ネギとは異なり、軟白部が太く短い分げつねぎです。
• 寒さが深まり降霜にあうと、葉部は先端から黄変し、軟白部の甘みが一段と増してきます。
• 宮ねぎの甘さと風味を楽しむには、半煮えの状態で食べるのが一番です。すき焼きや寄せ鍋はもちろんのこと、ねぎぬた、天ぷら、焼き鳥等でお召し上がり下さい。また、そばやうどんの薬味としてもうってつけです。
• 葉が鮮やかな緑色をしていて、指で触ったときに弾力があり、巻きがしっかりとしているものを選びましょう。
• 白い部分と、緑の部分との境がはっきりとしているものが良品です。
• 表面がみずみずしくつやのあるものが新鮮です。白い部分が黄色く変色しているものは避けましょう。
宮ねぎの出荷時期を迎え、前回に引き続きJAしもつけ栃木ねぎ部会の部会長を取材しました。
A 昨年の9月に種をまき、今年の5月の連休頃に仮植、8月のお盆頃に定植をし、11月上旬から収穫が始まっていますので、栽培には14か月かかっております。
A 収穫期間は11月上旬から12月末までで、冬季限定の商品です。ピークは12月上中旬です。
A 量が少ないため、宅配が中心ですが、本年は、栃木市や大平町等のヤオハン11店舗で購入ができます。
【宅配の連絡先:JAしもつけ栃木地区営農経済センター TEL 0282-27-6511】
A 基本は、なんと言っても土づくりです。有機質肥料を主体とし、完熟堆肥も10a当たり1トン以上入れています。
また、品質の良い商品を作るため、毎年栽培する畑を変えるようにしています。
A 品質の良い商品を作るためには、8月のお盆頃に定植をしなければなりませんが、炎天下の作業となるため、非常にきついです。
しかし、消費者の皆様においしい商品をお届けするため、頑張っています。
冬の旬の素材である「宮ねぎ」のおいしさを存分に味わう食べ方はずばり「すきやき」です。霜にあたり甘みのある宮ねぎは、牛肉(とちぎ和牛なら最高!)との相性もばっちり!
年末、家族や人が集まったときのごちそうは、「宮ねぎ」のすき焼きで決まり。
皆さん「宮ねぎ」って知ってますか?
「宮ねぎ」とは栃木市宮町でのみ作られており、宮ねぎの名前は、この宮町に由来し、その栽培の歴史は、古く江戸時代から続いています。
栽培は、JAしもつけねぎ部会の生産者7名で、約3haの畑で行っています。
今回の取材先の畑は粟野町に源流がある、清流永野川のそばにあり、永い年月の間に沖積した土が、宮ねぎの栽培に適しているようです。
宮ねぎ栽培は秋の彼岸頃(9月中下旬)から始まります。6月に採取した種を9月に播き、一冬越して春が訪れると仮植の時期です。
宮ねぎは酸性の土壌を嫌うので石灰資材を入れ、更に堆肥を中心に化学肥料を入れて土づくりを行います。5月上旬、10cmぐらいに育った苗を畑に仮植します。 夏になり8月のお盆頃、仮植した畑から別の畑に植え替えします。このあと収穫時期まで、白い部分を長くするための土寄せ作業が続きます。栽培面積が限られるのは、この 土寄せ作業に労力がかかるためです。
「仮植」・・・ かしょく、と読みます。苗を大きく育てるために仮に植えておくことです。
根が傷むので、一時的に葉先が枯れてしまいますが、やがて新しい葉が伸びてきます。
今月の作業!!
(4人前)
牛肉薄切り | 500~600g |
ねぎ | 2本 |
焼き豆腐 | 1丁 |
葉物野菜(春菊など) | 2束 |
糸こんにゃく | 200g |
生椎茸 | 4枚 |
その他野菜類(好みで) | 適量 |
牛脂 | 適量 |
砂糖 | 大さじ3 |
醤油 | 65cc |
酒 | 100cc |
昆布だし | 適量 |
卵 | 4個 |
牛肉は食べやすい大きさに切り、焼き豆腐は8つ切りにする。
糸こんにゃくはさっと茹でて適当な長さに切り、ねぎは5cm程度の斜め切りにする。
葉物野菜は洗ってから根を切り落とし、5cm程度の長さに切り、生しいたけは石突きを取って、好みでかさに飾り切りを入れる。
鍋に牛脂を溶かして牛肉を焼き、砂糖、しょうゆ、酒を加え、肉に味が染み込んだところで野菜と昆布だしを加え、煮る。
煮すぎないうちに、溶き卵につけていただく。