一般社団法人とちぎ農産物マーケティング協会
Tochigi Agricultural Product Marketing Association

カラダにとちぎ


農産物情報 うど

血液の循環を促すタウニンなどが含まれる健康野菜。栃木は東京と並んで全国有数の生産地です。

 

 

 

 

 


A.

うどは、漢字で書くと「独活」。ウコギ科で日本原産の野菜です。
鎌倉時代以前から、野生種を選抜して栽培されていました。
かつては、ふきのとうと同じように芽の出る春の一時期だけに食べられていましたが、現在では、根株を大きくするための「株養成」と、出来た株から芽を収穫するための「伏せ込み」の2つの段階を経て収穫されています。

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地中に「室(むろ)」を作って根株を伏せ込み、、白い芽を長く伸ばして収穫する「軟化うど」と、伏せ込んだ根株にもみ殻などをかぶせて芽を伸ばし、先端を光に当てて緑化する「山うど」の2つのタイプがあります。
春の野菜として季節感を醸し出す人気の野菜です。

A.

県内では、大田原市、那須町などで、主に「山うど」が生産されており、JAなす野では「那須の春香うど」のブランド名で出荷しています。早いものでは12月から収穫が始まり、4月くらいまで出荷が続きます。
軟化うども大田原市などで生産されています。春以降も根株を冷蔵庫で保存して徐々に伏せ込んでいくので、12頃から6月くらいまで出荷されています。
とちぎ農産物マーケティング協会では地域ブランド農産物として認定しています。

A.

野菜の中でも水分が多く、独特の渋みをもつタンニンを含んでいます。
その他、ビタミンCやカリウム、ミネラル類が含まれています。

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皮を剥いて酢水につけてあく抜きをして、煮物やきんぴらなどにします。
産地ではみそ汁の具として食べたり、アルミホイルでそのまま焼いて、味噌和えにして食べることもあります。


・「うどの大木」なんていうけれど、早い時期のうどは特に柔らかくて美味しい!成長し過ぎると食べられなくなってしまうけど、旬のものなら穂先は揚げて、皮は炒めて、茎は生でと余すところなく食べられる優れもの。昔から、根を乾燥させて生薬としても使われてきたスゴイ奴なんです!

・抗酸化、抗菌作用が高くガンの防止に有効。生薬では鎮静作用が高く頭痛、目眩、歯痛などに効きます。生薬名の「独活(どっかつ)」は風もないのに動いているように見えるから付いた名だそうです。

・大田原市、那須塩原市、黒羽町、湯津上

・さくら市、矢板市、塩谷町

・3月~5月


(4人前)

うど 小 1本
水菜 1/2袋
トマト 1/2ケ
ゆでだこの足 200g
ドレッシング
みそ 小さじ2
オリーブ油 大さじ2
バルサミコ酢 大さじ2
レモン汁 小さじ2
おろしにんにく 適宜
塩、こしょう 各少々


うどは厚めに皮をむき、短冊切りにして酢水にさらす。


ゆでだこは薄めのそぎ切りにする。


水菜は長さ5cm位に、とまとは角切りにする。


器に水菜を入れ、うど、とまと、たこを散らして彩りよく盛り、よく混ぜたドレッシングを添える。


(4人前)

山うど 2本
きゅうり 1/2 本
ロースハム 4枚
合わせ調味料
(ごま油 大さじ2、酢大さじ1、)
(塩・こしょう少々レモン汁 少々)


山ウドは厚めに皮をむく。


山ウドとキュウリは長さ5㎝、厚さ2㎜程度の短冊切りにして水でさらす。ロースハムも細切りにする。


器にゴマ油、酢、塩、こしょう、レモン汁を入れて良くかき混ぜ、合わせ調味料を作る。


ボールに細切りにした山ウド、キュウリ、ロースハムをいれ合わせ調味料で軽くあえる。