一般社団法人とちぎ農産物マーケティング協会
Tochigi Agricultural Product Marketing Association

カラダにとちぎ


農産物情報 かぼちゃ

かぼちゃの原産地はアメリカ大陸といわれており、紀元前7000~5500年の地層から種が発見されており、古くから人類の貴重な食料となっていました。日本に伝えられたのは17世紀ごろとされており、当時はカンボジアから導入されたので「かぼちゃ」という名前が付いたとも言われています。

 日本で主に栽培されているのは、日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ等です。日本かぼちゃの代表的なものは、その皮の色から「黒皮かぼちゃ」ですが、ねっとりと粘着質で、しょうゆとの相性が良いとされ日本料理に向いています。しかし、食生活の洋風化に伴い多様な調理に向いている西洋かぼちゃ(別名栗かぼちゃ)が主流を占めるようになりました。西洋かぼちゃは、甘みが強く、粉質でほくほくした味わいがします。現在、スーパー等でよく見かけるのは「黒皮栗かぼちゃ」といわれる西洋かぼちゃの一種です。
かぼちゃは、比較的デンプン質が多く、ビタミンCやβカロテンなども多く含まれ、栄養価の高い野菜です。

 かぼちゃは、表面がゴツゴツとして皮が固く、ずっしりと重量感のあるものを選びましょう。ヘタのまわりがくぼんでいて、ひびの入っているものは完熟している良いものです。皮がなめらかなものは収穫の早い未熟なものの可能性があります。
切り売りされているものについては、肉厚で果肉の色が濃く、種がぎっしりと詰まっているものを選びましょう。完熟しているものは種がぷっくりとふくらんでいますので、選ぶ目安としてください。

栃木県内では、那須烏山市、下野市、小山市などで栽培が盛んで、「ニュー中山」「みやこ」などの品種が作付けされています。特に「ニュー中山」は、栃木県農業試験場が開発した品種で、甘みが強い「中山かぼちゃ」として知名度も高く、直売所等でもすぐに売り切れてしまうほどの人気があります。


(4人前)

ベーコン 100g
かぼちゃ 1/4 ヶ
玉ねぎ 1/2 ヶ
水菜 2束
マヨネーズ 大さじ4
大さじ1
マスタード
しょうゆ
白ワイン 各適宜


かぼちゃは種を取り薄切りにしたものを、せん切りにする。


鍋にお湯を煮立て、かぼちゃのせん切りをさっと湯に通し、冷ましておく。


玉ねぎは薄くスライス、水菜は5㎝長さに切る。


ベーコンは1㎝幅に切って、カリッとなるまでから煎りする。


ボールにマヨネーズ、酢、マスタード、しょうゆ、白ワインをいれて良くかき混ぜドレッシングを作る。


器に水菜をしき、玉ねぎ、かぼちゃを盛りつけ、カリカリのベーコンをふりかける。


バターを使用するので塩を使わなくてもよいです。また、おやつに向きます。

(4人前)

かぼちゃ 300g
牛乳 300ml
砂糖 30g
バター 10g


かぼちゃのわたと種をとっておく。


かぼちゃを一口大に切る。


鍋にかぼちゃと牛乳を入れる。


中火~弱火で約15分煮る。


砂糖を入れ、火を止めるまぎわにバターを入れ火を止める。


●通常のドレッシングでは、器に汁が残りますが、かたくり粉でとろみをつけることにより、舌触りが滑らかで、具によく絡まり、おいしく召し上がれます。
●切り方を細かくすると、介護食や離乳食にもなります。
●シーチキンフレークや鮭フレークなどにのせてもよいです。

(4人前)

かぼちゃ 中1/3個
なす 1本
きゅうり 1本
しいたけ 4枚
パプリカ赤 1個
   〃 黄 1個
がんもどき 1枚
しょうが 1片
揚げ油
●ドレッシング用
 酢 大さじ2
 ごま油 大さじ2
 塩 小さじ1/3
 こしょう 少々
 だし汁(昆布) 1/2カップ
●とろみ用
 かたくり粉 小さじ2


かぼちゃはわたと種を取り、ところどころ皮をまだらにむき、一口大に切る。


なす、きゅうりは約2cm厚みの輪切りにする。


パプリカ、しいたけはせん切りにする。


がんもどきは軽くお湯でゆでて油抜きをし、4つに切る。


しょうがは針のように細く切る(針しょうがに切る)。


かぼちゃ、しいたけは蒸す(電子レンジ利用可)。


なす、きゅうり、パプリカを170~180℃の油で素揚げする。


ドレッシング用の材料を混ぜ合わせ、弱火で軽く沸騰させる。


とろみ用のかたくり粉を2倍の水(小さじ4)でとき8に加え、とろみがついたら火から下ろす。


冷蔵庫で軽く冷やします。


器に盛り、ドレッシングをかけて軽くあえる。


●お子さんの、おやつや、パーティに合います。また、進物にもなります。
●この生地でまんじゅうも出来ます。
●かぼちゃは、ペーストにしておくと、ドーナツやまんじゅうがいつでも出来ます。
●かぼちゃを煮る時、水加減がむずかしいので、蒸してから砂糖を入れて煮ると良いでしょう。

(20~30個分)

かぼちゃ 300g
小麦粉 300g
タンサン 7g
ベーキングパウダー 7g
牛乳 100ml
1個
サラダ油 大さじ1
しょう油 大さじ1
揚げ油 適量
グラニュー糖 50g

●かぼちゃは、適当な大きさに切り、かぼちゃの半分の量の砂糖で煮る。
●小麦粉、タンサン、ベーキングパウダーは、一緒にふるいにかける。


かぼちゃ、牛乳、卵、サラダ油、しょうゆを一緒にミキサーにかけてボールにあけ、小麦粉をよく混ぜ合せる。


まな板に粉をふり1を取り、4~5cmの太さにのばし40gぐらいの量に切る。


だんごのように丸めてすこしつぶし指で穴をあけて大きさを整える(太さは、7mmぐらいで大きさは10cmぐらいに出来るとよい)。


170~180℃の油で上げるとよい。3回ぐらい返しキツネ色に揚げる。


揚ったらクッキングペーパーを敷いたバットにとり少しさましてグラニュー糖をまぶす。