冬に出回るほうれんそうのほとんどは、トンネル栽培で生産されていますが、「ちぢみほうれんそう」は、露地栽培で生産されていることから、一般のほうれんそうよりも、うまみや甘みに優れることが特徴です。
見た目も一般的なほうれん草は葉が立っているのに対して、「ちぢみほうれんそう」は、寒気にさらされて生育するため、地面に張り付くような姿となります。
「ちぢみほうれんそう」は、季節を生かして食味にこだわったほうれんそうですので、収穫期間は12月~2月の期間限定品です。
ほうれんそうは、冬場に寒さにあたると凍結するのを避けるために、葉がしまって肉厚になり、うまみや甘みが増します。この性質を利用したほうれんそうの栽培方法は、一般的に「寒締め」といいます。
栃木県内では、旧国分寺町(現下野市)や小山市を中心に農協管内全域で生産されており、62戸の生産者がおよそ9haを作付けしています。
ちぢみほうれんそうは、とちぎ農産物マーケティング協会の地域ブランド農産物として認証しています。
葉先がピンとしてみずみずしく、鮮やかな緑色で肉厚のものを選びましょう。 根の切り口が大きくて赤みが強く、新鮮なものがよいものです。
葉が根に近いところから密生してボリューム感のあるものを選びましょう。
知ってますか? 寒い程おいしいんですよ!
・ちぢみほうれんそうは別名「ちりめんほうれんそう」とも言い、ちりちりに縮れた葉が特徴です。普通のほうれんそうより、葉肉は厚く茎や根の部分も太くて色も濃い!ほうれんそう特有の苦味も少ないので余り火を通さなくてもおいしいんです。寒いほどに甘みも増えるので冬の活力源いいかが?
・ほうれんそうは野菜の中で最も鉄分を多く含むことで知られています。またビタミンCやカロチンも多いので貧血や風邪の予防もばっちり!ほうれんそうでポパイみたいに元気モリモリ!
・国分寺町、石橋町、小山市、野木町
・12月上旬~2月下旬
(4人前)
ちぢみほうれん草 | 1束 |
かき | 200g |
桜えび | 5g |
にんにく | 2かけ |
片栗粉・小麦粉 | 各大さじ2 |
オリーブ油、しょうゆ | 各大さじ2 |
塩、こしょう | 各少々 |
かきは片栗粉をまぶして水洗いする。
ちぢみほうれん草は熱湯でさっと茹でて水に取り、軽く絞って5cm位の長さに切る。
フライパンにオリーブ油を熱し、にんにくのスライスを炒める。にんにくの香りが出てきたら、かきを炒め、ちぢみほうれん草を入れてさっと炒める。
しょうゆ、塩、こしょうで味を整え、桜えびを散らす。
ご飯があまった時につくる。
(4人前)
ご飯 | 茶碗2杯 |
小麦粉 | 200g |
だし入りみそ | 大さじ2 |
ほうれんそう | 1束 |
にんじん | 1/3本 |
えのきたけ | 1/3袋 |
だし入りみそ | 20g |
ごま油 | |
すりごま | 大さじ1 |
●タレ | |
砂糖 | 大さじ2 |
しょうゆ | 大さじ1 |
みりん | 大さじ1 |
ほうれんそうは1cmくらいの長さに、えのきたけは5mm、にんじんはみじん切りにして、フライパンにごま油を少々入れていため、みそで味をととのえて煮つめる。
ご飯に小麦粉、みそを入れてお湯でこね、1とすりごまを入れ、されにこねてだんごにする。
湯を沸騰させた中に2を入れて煮る。
タレを作り3でゆでただんごにかける。
材料(4人前)
ちぢみほうれんそう | 1株 |
ベーコン | 2枚 |
鶏卵 | 4ケ |
サラダ油、バター | 各少々 |
塩、こしょう | 各少々 |
作り方
卵は割りほぐして塩とこしょうをいれ、よくかき混ぜる。
ほうれんそうは、さっと茹でて水でさらし、水分を良く切り3㎝程度に、ベーコンは幅1㎝位に切る。
ほうれんそうとベーコンをフライパンで炒め、冷ましておく。
卵の中に炒めたほうれんそうとベーコンを入れてかき混ぜ、熱したフライパンにサラダ油・バターを引き、そこに流し入れて焼く。