ブロッコリーは、16世紀にはイタリアやフランスで栽培されていたようです。
第二次世界大戦後に欧米各地へ急速に広がりました。
日本には明治の初めにカリフラワーとともに渡来してきましたが、食されるようになったのは1970年代に入ってからで、その後、健康志向ブームで急速に普及しました。
1978年頃から栽培が開始され、現在は下野市、小山市を中心に170haほど栽培されています。
年間の出荷量は約1,300tとなっています。
ブロッコリーが急速に普及した大きな理由は、栄養価にあります。
緑黄色野菜です。ビタミンCやカロテン、鉄、食物繊維など多くの栄養素が含まれています。
中でも、100g中に含まれるビタミンCはレモン果汁の約2倍ほど含まれており、その抗酸化作用により発ガン抑制にも期待が持たれています。
最近は、スティック状のものや、スプラウト(かいわれ)等も店頭に並ぶようになりました。いろいろなブロッコリーを食べ比べてみてはいかがでしょうか。
つぼみが小さく密にまとまっていて、こんもりと盛り上がっているものを選びましょう。
つぼみが鮮やかな緑色のものを選びましょう。黄色いものは古くなっているので、味が落ちています。
茎の切り口がみずみずしく、"す"がはいっていないものを選びましょう。
(4人前)
ブロッコリー | 1個 |
スパゲッティー | 50g |
玉ねぎスライス | 少々 |
生クリーム | 20㏄ |
塩、コショウ | 少々 |
ピザ用とろけるチーズ | 30g程度 |
ブロッコリーは食べやすい大きさに切り、かたゆでする。
スパゲッティーもかたゆでする。
玉ねぎスライスを鍋で炒め、しんなりしたところにスパゲッティーを入れ、生クリームであえる。
少量の塩、コショウで味を整え、耐熱容器に移し、ブロッコリーをのせチーズをふり、オーブンでチーズが溶け焼き色が付くまで焼く。