そばは、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど世界中で栽培されているタデ科の植物です。
鹿沼市、日光市、佐野市などを中心1,590ha栽培されています。
品種は主に在来種で、夏に播種し秋に収穫を行う「秋そば」が主流です。
最近では一部の地域で、春に播種し夏に収穫を行う「夏そば」も栽培されています。
昔は、そばを打てなければ一人前でないと言われ、嫁入り前には練習をしたと言われます。
来客の時には、手早やく出来るそばをふるまい、また、祝や事日には、そばがつきものでした。
三たてそば(ひきたて・打ちたて・ゆでたて)がおいしいと言われるように、香りや味を楽しみます。
(4人前)
そば粉 | 400g |
小麦粉(中力粉) | 100g |
水(粉の40~50%) | 200ml~250ml |
打ち粉 | 適量 |
そば粉と小麦粉とあわせて2度ふるいにかける。
大きめのボールに粉を入れ水の70%を少しずつ加え撹拌する。細かい粉の粒子をつくる。
残りの水を、粉の状態をみながら少しずつ加える。 (柔らかくしすぎないように注意する。)
生地をひとつにまとめ、なめらかになるまで良くこねる。
麺板に生地をのせ、麺棒でのし、1~2mm厚さまで延ばす。
畳んで、包丁で1~2mm幅に切る。
たっぷりの湯で、3~5分程ゆでる。
冷水にとり、軽くもみ洗いしながら2~3度水をとり替えて冷ます。
ざるにあげ、水のきれいなうちに食べる。
そば粉食のもっとも古い形で、そばの取れる土地では常食とされていました。新そばが出来た時には、香りと味が豊かなそばがきをつくります。
(4人前)
そばがき | |
そば粉 | 130g(1カップ) |
水 | 400ml |
タレ | |
しょうゆ | 適量 |
ねぎ | 1/2本 |
鍋に分量の水を入れて火にかけ50℃くらいになったら弱火にし、そば粉を入れる。ダマにならないよう手早くとく。
更に練り上げねっとりしたら火からおろす。
一口大にちぎり器に盛る。
ねぎのみじん切りをしょうゆに入れたタレをつくり、温かい内に食べる。