「下野の国」の"ごはん"は、うまい!
収穫の秋を迎え、ピカピカの新米が出回ります。ご賞味ください。
栃木県は古くは「下野(しもつけ)の国」と呼ばれており、「け」は「毛(穀物)」を意味し、五穀に恵まれた豊かな土地とされています。
現在でも、日光・那須の山々から流れ出る鬼怒川、那珂川の清流、そして肥沃な大地は、稲を豊かに育んでいます。
・全国第8位の稲作県です。
・コシヒカリが中心。新潟県、茨城県に次いで第3位!
・県中部、南部などでは、食味の良い「あさひの夢」が作付けされています。
・県中北地方では、本県で開発さたオリジナル品種「なすひかり」も生産者を登録して栽培されています。
・「なすひかり」は「コシヒカリ」より収穫が早く、一粒一粒が大きい上に、「コシヒカリ」の特性を受け継ぎ、おいしいのが特徴です。
「穂の香」は、栃木県の豊かな自然の中で実ったおいしいコシヒカリです。
パッケージは、栃木県の自然を愛し益子町で創作活動をしている、絵本作家いわむらかずおさんによるオリジナル作品です。
お米はもともと南方系の作物なので、低い温度に弱く、特に、花粉ができ受粉する時に冷夏が重なると、収量が極端に低くなってしまいます。
そこで、昔から農家さんは、受粉時期が異なる複数の品種を組み合わせ、気候条件による危険を分散させる工夫をしてきました。
栃木県内では、コシヒカリとひとめぼれが多く栽培されてきましたが、コシヒカリ並みの食味をもつ新しい品種が望まれていました。
そこで、栃木県農業試験場で育種がスタートし、10年以上の歳月を経て、待望の新品種「なすひかり」が生まれたのです。
栃木がひとめぼれは、「コシヒカリ」を母に、「初星」を父に生まれた品種で、多くの県で栽培されています。
栃木の「ひとめぼれ」は、県中・北部の米どころで栽培されて、そのおいしさは「コシヒカリ」と同等レベルです。
栃木県では、コシヒカリを中心に月の光・ひとめぼれが多く作付されています。これら三品種で作付の約95%を占めています。このうち、月の光は縞葉枯病に抵抗性で倒伏にも強く、収量も多いので、品種別の作付割合では2番目の約11%を占め、県南部の普通植栽培地帯を中心に根強い人気がありますが、食味が劣り問題となっています。農業試験場では、県中南部の縞葉枯病が発生しやすい地帯に適した新しい品種の検討をしてきました。その結果、「あさひの夢」が月の光並の栽培性と良食味・多収であると認められたため、平成12年2月に奨励品種に採用しました。
地産地消推進店"とちぎの旬彩店"紹介します。
地域の特色ある農産物や安全・安心ニーズに対応した農産物など、多様な"県産農産物"を利用した地産地消の取組を積極的に推進するお店です。
・県内はもちろんのこと、首都圏を中心とした県外へも流通しています。
・平成18年産米からは、香港へも輸出しており、市場の拡大が図られています。
新潟に次ぐ流通量を誇る栃木のコシヒカリ「穂の香」。おいしさに定評があり、首都圏をはじめ広く流通しています。また、全国チェーンのコンビニやレストランなどで、おにぎりやライスとして提供されています。
17年には県で育成された新品種「なすひかり」の販売が始まり、食べ応えのある大きな粒と冷めても美味しい食味が評判です。
(1人分)
米 | 180cc |
もち米 | 45cc |
舞茸 | 70g |
しめじ | 70g |
タケノコ(市販の水煮) | 50g |
銀杏 | 25g |
薄口醤油 | 大さじ2 |
酒 | 小さじ1 |
みりん | 大さじ2 |
だし汁 | 250cc |
白ゴマ | |
大葉各適宜 |
米ともち米は2、3回軽く洗い、7~8時間水にひたす。
きのこは湯通ししてアクをとり、醤油、酒、だし汁で煮て取り出しておく。
米にタケノコ、銀杏を加え、2のきのこの煮汁で炊く。
炊きあがったごはんに2で取り出しておいたきのこを合わせる。
白ゴマと大葉を散らしたら出来上がり。