ブルーベリーは、ツツジ科の植物で原産国のアメリカで品種改良され、日本へは昭和中期に導入 されました。 国内では、長野県、群馬県、埼玉県が主な産地で、全国で約700haが栽培されています。
栃木県では、佐野市、大田原市、日光市を中心に産地が形成され、平成18年の県内栽培面積は約11haで、ほとんどが観光摘み取り園となっています。
収穫時期は、極早生品種では6月中旬から始まり、晩生品種の8月下旬まで続きます。また、収穫量は約11tで、観光摘み取りのほか、農産物直売所での販売や市場への出荷も行われています。
ブルーベリーには、アントシアニン色素と食物繊維が多く含まれ、視力向上効果や抗酸化作用などの機能性食品としても注目されています。
用途は、生食の他、ジャムやパイ、アイスクリーム等の素材としても利用され、観光摘み取り園の中にはこれらの加工品を販売しているところもあります。
ブルーベリー | 1kg |
砂糖 | 300g |
レモン汁 | 1/2個 |
ブルーベリーに砂糖を分量の1/2~1/3量を入れて火にかけます。
残りの砂糖を2回位にわけて加え、こがさぬように煮つめます。
煮つめ加減は、コップに水をはりジャムを1滴落とし、途中で散れないで底まで届けばでき上がります。
最後にレモン汁を加えかき混ぜます。一般的には、加熱して作りますが、少量の場合には、電子レンジで加熱して作る方法もあります。
仕上がったジャムは保存びんに詰めて保存しますが、簡易なびん詰、殺菌、保存の方法は次のようにします。
熱湯で消毒したびんが熱いうちに、出来たての熱いジャムをいれ、ふたをきつくしめます。
次にびんを逆さにして、冷めるまでおき、冷めたら元に戻し、涼しいところで保存します。
長期保存する場合は、熱湯消毒をしたびんに熱いジャムを入れ、軽くふたをして、蒸し器にいれ、脱気をします。蒸気が上がって15分ぐらいしたら、きつくふたをしめ、さらに15分程蒸し殺菌します。自然に冷まします。
保存は冷暗所にします。その際ラベルに必ず製造年月日を記入しておきます。