一般社団法人とちぎ農産物マーケティング協会
Tochigi Agricultural Product Marketing Association

カラダにとちぎ


農産物情報 とちぎ和牛

栃木で育てられた和牛で最高の肉質のものに許されるブランドが「とちぎ和牛」です。とちぎ和牛は、血統の明確な黒毛和種の子牛を、清潔な環境の中で、指定生産農家が一頭一頭、丹精こめて大切に育てあげたものです。とろける旨みをご賞味ください。


「とちぎ和牛」は指定された生産者によって肥育された黒毛和牛であり、枝肉格付がA・Bの4等級以上に格付された枝肉だけに与えられる銘柄名です。

取扱指定店提供店

栃木県の肉用牛飼養頭数は約10万1千頭で全国第6位となっています。
肉用牛農家のうち、黒毛和種の繁殖農家(子牛生産農家)戸数は約1千戸で、県全体で約1万3千頭の繁殖雌牛が飼育されています。繁殖農家では放牧を用いた省力管理を取り入れることや、乳牛に和牛の受精卵を移植したりすることで、和牛の子牛生産が行われています。

牛の背中(せなか)の部分のお肉です。
牛肉の部位表示は農林水産省が定めた「食肉小売品質基準」のよって、9部位に統計されています。9部位以外にネック、すねがあります。
→詳細はこちら。(財団法人日本食肉消費総合センターHP)

「平成19年10月、第9回全国和牛能力共進会が鳥取県で開催されました。」
5年に1度、全国の優秀な和牛を一堂に会してその優劣を競う全国大会で"和牛のオリンピック"とも称されています。
審査結果が各県の和牛のブランド力に大きく影響するだけに、和牛関係者にとっては、まさに威信をかけた大会です。全国38道府県から494頭の出品があり、栃木県からも8頭が出品され、優等賞1頭、1等賞7頭と良好な成績を残すことができました。このような和牛が、"とちぎ和牛"を支えています。


また、19年度からはアメリカに"とちぎ和牛"を輸出しており、高い評価を受けています。
 



厳しい生産管理体制と厳重な検査のもと、安全な食肉だけが出回ります。今後も引き続き、皆様への安全な畜産物の供給に努めてまいります。

現在のところ、県内ではフィールド(農場段階)及びと畜場において、牛海綿状脳症=BSE(狂牛病)を疑う牛は確認されておりません。なお、県内に飼養されている肉骨粉給与牛については、すべて、食肉には回らないことになりました。今後も引き続き、皆様への安全な畜産物の供給に努めてまいります。

国際獣疫事務局(OIE)では、狂牛病は、牛乳・乳製品はもとより危険な4部位(脳、眼、せき随、小腸の一部)以外の肉や内臓は食べても人に感染するおそれがないとしています。
さらに、平静13年10月18日からは、狂牛病検査体制が強化され安全性が確認された食肉だけが流通するようになりました。

牛海綿状脳症の発生に伴い、すべての牛に生涯一つの個体識別番号(耳標)を与え、この番号に基づき個体の移動歴等を把握するための「個体識別システム」を緊急に整備し、畜産物の安全性の確保と畜産の振興を図ります。

一頭の牛を生涯唯一の番号で識別・管理するシステムです。
1. このシステムを使えば、伝染病発生時に瞬時に牛の移動状況がわかり、迅速な防疫対策を講じることができます。
2. 出生までさかのぼって生産情報を提供する基盤が整備されるので、消費者に安心して食べてもらうことができます。
3. 個体識別番号を使えば、経営内で個体の取り違えがなくなり、血統や枝肉情報など、いろいろな情報を個体識別番号を鍵として取り出し、連結して分析することができるので、高度な経営診断に役立ちます。
4. 現在は、それぞれの農家や団体が独自の個体番号や耳標を使って一頭の牛を管理していますが、個体識別システムでは番号を一本化し、すべての用途でこれを利用します。
5. 全国データベースには、一頭毎に性別、生年月日、出生地、所在地などの基礎情報(戸籍や住民票のような情報)を蓄積し、関係者はこれらの情報を共通して使います。

平成14年1月から本県は各農業振興事務所単位で装着が開始されました。

県内の3か所の食肉衛生検査所で、安全な食肉を供給するために、すべての牛の牛海綿状脳症(狂牛病)に対し、強化されたスクリーニング検査を実施しています。検査状況は下記にて確認することができます。週単位の集計結果を翌週の火曜日に更新します。
検査の流れはこちら(PDF)

県は、栃木県牛海綿状脳症(BSE)防疫対策本部を設置しています。 わからないこと、相談したいことがありましたら下記までご連絡ください。

消費者に関する相談 文化振興課 028(623)2134
食品・食肉検査に関する相談 環境衛生課 028(623)3109
中小企業の支援に関する相談 商工振興課 028(623)3169
食と農に関する相談 農政課 028(623)2284
流通に関する相談 経済流通課 028(623)2298
家畜の生産・疾病に関する相談 畜産振興課 028(623)2344
学校給食に関する相談 保健体育課 028(623)3418

(1人分)

とちぎ和牛バラ肉 100g
昆布 3g
レタスの千切り 少々
ご飯 適宜
<ソース>
漬けらっきょう 3コ
たまり醤油(刺身醤油でも可) 大さじ1
みりん 大さじ1
小さじ1
フレンチマスタード 小さじ1/2
<かざり>
地鶏の卵黄 1コ
みつ葉、長ねぎのみじん切り、白ゴマ  各適宜


昆布を入れた湯に牛肉をくぐらせ、ミディアムくらいに火を通す。


らっきょうはみじん切りにし、他のソースの調味料と混ぜ合わせる。


器にごはんを盛ってレタスをしき、その上に1の牛肉をのせる。


3に2のソースをかけ、中央に地鶏の卵黄をのせる。。


仕上げに長ねぎのみじん切り、白ゴマをパラパラっとかけ、みつ葉を飾りつければ出来上がり。


(@人分)

とちぎ和牛ひき肉 1kg
山芋(じねんじょでも可) 300g
10g
山椒 少々
片栗粉 50g
ご飯 適宜
<わさび風味あん>
和風だし汁 500cc
ショウガ 1片
山椒 少々
小口ねぎ、わさび、片栗粉  各適宜
<仕上げソース>
オイスターソース、たまり醤油、コチュジャン(なくても可) 各適宜
<かざり>
大根おろし、大葉、みつ葉、きざみのり 各適宜


ひき肉と塩をよく練り合わせてから、山芋、山椒、片栗粉を合わせる。


1を形作り、焼いてハンバーグを作る。


あんの材料を鍋にかけ、片栗粉でとろみをつける。


器にごはんを盛り、ハンバーグをのせて3のわさび風味あんをかける。オイスターソース、たまり醤油、コチュジャンをまぜた仕上げソースをまわりにたらしてアクセントをつける。


かざりの野菜ときざみのり、あればゆず皮をのせれば出来上がり。


「とちぎ和牛」は血統が明確な黒毛和種を、厳しい条件をクリアした指定生産農家だけが育てるため、品質の高さが、全国的に評価され、国内の名だたるブランド牛肉と肩を並べています。「とちぎ和牛」は高価ですが、部位によって多少値段が違いますので部位に応じた料理の仕方で、とちぎ和牛をもっと身近なものにしましょう。

(4人前)

牛もも肉(70gスライス) 4枚
モッツアレラチーズ(ピザ用・スライスチーズでも可) 150g
トマト 1個
青じそ 5枚
塩・こしょう 各少々
サラダ油 大さじ1
バタ- 少々


牛肉は、包丁の先を使って筋切りをし、軽くたたきながら伸ばして形を整え、塩、こしょうをする。


フライパンを熱してサラダ油とバタ-を引き、肉の両面をサッと焼く。


天板に肉、トマト、チーズの順にのせて250度ぐらいのオーブンで5~6分焼く。


オーブンから出して器に盛り、青じそをのせる。